こんにちは、ねぎとろです。
ブログの読者のかたはご存知のとおり、わたしは旅行が好きです。
学生時代は観光や世界の文化について学び、在学中に「国内旅行業務取扱管理者」という国家資格も取得したほど。
就職活動ではもちろん旅行業界も視野に入れていたのですが…
就職したのは全く違う業界でした。
なぜ、関係のない業界に就職したのでしょうか。
そして現在はどのような仕事をしているのでしょうか。
学生時代
学部の卒業生は旅行会社や航空会社に就職する人が多い中で、自分も当然のように旅行業界を志し、活動していました。
旅行業界に就職して一般の方や出張するビジネスパーソンを対象に、自分の知識を活かして、格安で満足度の高い旅行プランを提供したいという思いがありました。
しかしながら旅行業界は人気の高い業種であった為、他の業種でも就職活動は行っていました。
そんな中、とある旅行会社で最終面接まで進むことができました。
学生の就職活動では、最終面接までいけばよっぽどのことが無ければ合格することができます。
しかし、私は辞退をしました。
実は数日前に別の会社から内定をいただいていて、悩んだ結果、その会社へ就職することにしたからです。
あんなに就職したかった旅行業界、なぜ辞退したのでしょうか。
旅行業界に就職しなかった理由
1社目に受かった会社へ就職する
これが私の就職活動する上でのポリシーでした。
もし最初の会社の内定を辞退して別の会社に就職し、そこで上手くいかなかったとします。
私の性格的に、「最初の会社に就職すればよかったかも…」と比較してしまう気がしたからです。
また、どんな会社でも1社目に受かるのは「縁」な気がしたので、それを信じていました。
「好きを仕事に」の難しさ
旅行が好きだからこそ、旅行業界で働くことの厳しさは知っています。
- 長時間労働は当たり前
- カウンター業務は正社員でないことが多い
- 正社員の場合は数字を取らないといけない
- 添乗業務では数日間家に帰ることができない…
仕事のせいで旅行が嫌いになってしまったら?
自分の好きなことは
「お客様に旅行を提案する」
のではなく、
「自分が旅行へ行くこと」
なのではないか?
と気付いたのです。
そこからは、「自分が旅行へたくさん行ける」ように
- 残業や休日出勤が少ない
- 有給が使える
- 長期連休がある
といった会社も視野に入れるようになりました。
そしてそんな時に、そのような会社から内定をいただくことができました。
全く知らない業種で迷いましたが、父の言葉を参考にしたり、やりたいことと天秤にかけた結果、こちらの会社に就職をしました。
▼参考記事
その結果どうなのか
就職活動から約10年経ちました。
なんと、まだその会社で働いています。
新卒入社の3人に1人が3年以内に辞める世の中で、我ながらすごいと思います。
学生時代、アルバイトも1年以内に辞めたりと、根性があるタイプではないので、会社のおかげかもしれません。
(ぶっちゃけ給料は少ないですが)お休みはしっかりいただけるので、長期休暇に旅行へ行ったり、有給を使って近場を散策したりしています。
全く知らない業種でしたが、幸い?人事部で仕事をしているため特に影響はありません。
未だに業種のことをよく理解していないので異動してみたいなとは思いますが…
ただ、時々隣の芝生が青く見えて転職したくなり、転職サイトを見たりはしています。
まとめ
意外と、「自分の好きなこと」ではなく、「自分らしく生きること」ができる会社を選ぶのが
いいのではないかと思いました。
人生の大半を占める仕事、好き以外の目線で見るのもいいかもしれません。
この記事が参考になると嬉しいです。