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【人事部ママが教える】子の看護休暇で仕事と育児を両立!1時間単位の使用で更に便利に♪

f:id:tonkatsu01:20210715134114j:imageこんにちは。ねぎとろです。

子育てをしながら人事部で働いています。

 

授業でプールが始まるこの時期、全国的にRSウイルスが流行っていますね。我が家の娘も例外ではなく、高熱を出して保育園を欠席しました。

そんな時に使えるのが「子の看護休暇」制度。とんねぎ夫婦は2人とも利用をしたことがあります国が作った制度でどこの企業にもあるものですが、知らない人が多い制度でもあります。更に2021年1月より1時間単位で使えるようになり、とても使い勝手がよくなりました。

今回の【人事部ママが教える】シリーズではそんな子の看護休暇について説明していきます。

 

 

1.子の看護休暇とは?

①制度の概要

「子の看護休暇」は、育児・介護休業法に定められる休暇制度です。1年度につき5日(子供対象家族が2人以上の場合は10日)の休暇を取得できます。

②どんなときに使える?

子供が熱などの病気で看病する時はもちろんのこと、予防接種や定期検診など、疫病予防の為にも利用する事が出来ます。

②誰が使える?

子の看護休暇を取得できるのは「小学校就学前の子どもがいるすべての労働者」です。正社員に限らず、契約社員やパート・アルバイトも取得することができます。配偶者が専業主婦(夫)であっても利用できます。

③給与は出るの?

給与の有無は会社によって異なります。なぜなら国が定めていないからです。福利厚生として有給にしている会社もあるようです。余談ですが、ねぎとろの会社は無給となっています。子供がいない人はこの制度を使えないので、不平等感をなくす為なのかな?と勝手に思っています。

 

2.子の看護休暇を使うメリット

①無給でも使う意味はあるの?

無給の会社の場合、使っても意味あるのか?と思うかもしれません。同じ無給でも欠勤とは大きく意味が変わってきます

②人事評価に響かない

育児・介護休業法では、子の看護休暇で休んだことを理由に人事評価を下げるなどの不利益取り扱いを禁じているため、無給だとしても欠勤とは別扱いになります。

また、制度以上の扱いになりますが、賞与に響かない会社もあるようです。

 

3.2021年1月からより使いやすく!

2021年1月よりこれまでの半日単位での使用から、1時間単位で使えるようになりました。子の看護に必要な時間は、軽度の症状や予防接種の場合、数時間のみということもあります。数時間のために1日、半日単位で休暇を取得してしまうと、年間5日と定められている子の看護休暇だけでは、病気になりやすい幼い子どもの看護日数が不足してしまうこともありました。時間取得が可能になり、分散させて必要なだけ、効率的に子の看護休暇を取得できるようになりました。

4.まとめ

子の看護休暇の制度について分かりましたでしょうか?

有給休暇がある人はそちらを使うに越したことはないかもしれません。しかし、有給休暇の残日数が少ない人や、早退などで時間単位で使いたい人にはぴったりの制度です。無給の場合でも人事評価に影響しないのは、仕事を頑張りたいパパやママには嬉しいですね。何より、こういった制度があることを知っているだけでも利用するしないに関わらず、気持ち的にも安心できると思います。

国は国民を守るための制度をたくさん用意してくれていますが、残念ながらその多くは向こうから教えてくれることはありません。自分で知識を身に着けて、自分の心や資産を守っていきましょう!